糖尿病 × 運 動 

運動療法について


運動療法も糖尿病治療の基本のひとつです。運動を継続しているとインスリン(血糖値を調節するホルモン)の働きが良くなり、合併症の予防や全身の健康維持につながる次のような効果があります。食事療法もしっかりと行なったうえで、適度な運動を継続的に行うことが大切です。


運動療法のコツ


運動療法は継続することが重要なので、「いつでも、どこでも、一人でも」できる運動が基本となります。中等度の強度の有酸素運動を、少なくとも週3〜5回は続けることが勧められています。運動前後の準備運動、整理運動も行いましょう。

〜運動の種類〜
●有酸素運動
筋肉に十分な酸素が取り込まれた状態での運動で、散歩、ジョギング、ラジオ体操、自転車こぎ、水泳などの全身運動が該当します。

●レジスタンス運動
おもりや抵抗負荷のある状態で行う運動で、ストレッチ体操、ダンベル、腕立て伏せ、スクワットなどが挙げられます。レジスタンス運動を有酸素運動に組み合わせることで、筋力増強や基礎代謝量増加が期待できます。

〜運動の強度〜
軽く息がはずみ汗をかき始めて、ご自身が「楽である」あるいは「ややきつい」と感じる程度(中等度)を目安にします。

〜運動の頻度〜
有酸素運動の効果は3日で減少するので、1日に20〜60分間の運動をできれば毎日、少なくとも週3〜5回以上継続するようにしましょう。レジスタンス運動も週2〜3回同時に行うことが勧められています。

運動する時間がない場合


階段を使う、通勤時にできるだけ歩くなど、日常生活での運動量を増やす工夫をしましょう。少なくとも30分以上じっとしていることがないようにしましょう。

1日1500歩増やしましょう。
国民の健康づくりを推進する厚生労働省の「健康日本21(第2次)」では、日常生活における歩数を今より1日1500歩増やすことを目標に掲げています。階段を使う、一駅前で降りて歩くなどの工夫で、今より少しでも長く歩きましょう。

ながら運動をしましょう。
テレビを見ながら、家事をしながら、簡単なレジスタンス運動を動作に取り入れ、筋力アップを目指しましょう。


運動してはいけない場合


運動療法は糖尿病治療の基本のひとつですが、患者さんの状態によっては禁止もしくは制限する必要があります。

〜運動療法をしてはいけないとき〜
●血糖コントロールが極端に悪い場合
(空腹時血糖値250mg/dL以上または尿ケトン体中等度以上陽性)

●重篤な合併症がある場合
・増殖網膜症による新鮮な眼底出血
・慢性腎不全
・糖尿病自律神経障害(起立性低血圧)
・心筋梗塞
・糖尿病壊疽(えそ)
・感染症

●骨や関節に疾患がある場合は専門の医師と相談しましょう。

運動療法を始める前に、必ず主治医と相談しましょう。

生活習慣チェック


あなたの生活は、糖尿病の改善を目指せていますか? 食事療法、運動療法を実施できているか、自分の生活習慣をチェックしましょう。あてはまらない項目がある人は、ひとつでもできることが増えるようにしていきましょう。


さらに詳しく


 糖尿病 × キホン 

「糖尿病ってどんな病気?」などの基本的な知識を説明します

 糖尿病 × 食 事 

「糖尿病の献立作成のコツ」など糖尿病と食事の関係について説明します

 糖尿病 × 運 動 

運動療法について


運動療法も糖尿病治療の基本のひとつです。運動を継続しているとインスリン(血糖値を調節するホルモン)の働きが良くなり、合併症の予防や全身の健康維持につながる次のような効果があります。食事療法もしっかりと行なったうえで、適度な運動を継続的に行うことが大切です。


運動療法のコツ


運動療法は継続することが重要なので、「いつでも、どこでも、一人でも」できる運動が基本となります。中等度の強度の有酸素運動を、少なくとも週3〜5回は続けることが勧められています。運動前後の準備運動、整理運動も行いましょう。

〜運動の種類〜
●有酸素運動
筋肉に十分な酸素が取り込まれた状態での運動で、散歩、ジョギング、ラジオ体操、自転車こぎ、水泳などの全身運動が該当します。

●レジスタンス運動
おもりや抵抗負荷のある状態で行う運動で、ストレッチ体操、ダンベル、腕立て伏せ、スクワットなどが挙げられます。レジスタンス運動を有酸素運動に組み合わせることで、筋力増強や基礎代謝量増加が期待できます。

〜運動の強度〜
軽く息がはずみ汗をかき始めて、ご自身が「楽である」あるいは「ややきつい」と感じる程度(中等度)を目安にします。

〜運動の頻度〜
有酸素運動の効果は3日で減少するので、1日に20〜60分間の運動をできれば毎日、少なくとも週3〜5回以上継続するようにしましょう。レジスタンス運動も週2〜3回同時に行うことが勧められています。

運動する時間がない場合


階段を使う、通勤時にできるだけ歩くなど、日常生活での運動量を増やす工夫をしましょう。少なくとも30分以上じっとしていることがないようにしましょう。

1日1500歩増やしましょう。
国民の健康づくりを推進する厚生労働省の「健康日本21(第2次)」では、日常生活における歩数を今より1日1500歩増やすことを目標に掲げています。階段を使う、一駅前で降りて歩くなどの工夫で、今より少しでも長く歩きましょう。

ながら運動をしましょう。
テレビを見ながら、家事をしながら、簡単なレジスタンス運動を動作に取り入れ、筋力アップを目指しましょう。


運動してはいけない場合


運動療法は糖尿病治療の基本のひとつですが、患者さんの状態によっては禁止もしくは制限する必要があります。

〜運動療法をしてはいけないとき〜
●血糖コントロールが極端に悪い場合
(空腹時血糖値250mg/dL以上または尿ケトン体中等度以上陽性)

●重篤な合併症がある場合
・増殖網膜症による新鮮な眼底出血
・慢性腎不全
・糖尿病自律神経障害(起立性低血圧)
・心筋梗塞
・糖尿病壊疽(えそ)
・感染症

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運動療法を始める前に、必ず主治医と相談しましょう。

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PM: 14:30 〜 17:30

※木曜日は16:30まで
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0944-72-3176

 

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